離婚したいと思ったとき、法律のことやお金のことで
果たして自分ひとりでできるんだろうか？と不安になるはずです。
そんな時に頭に浮かぶのは法律のプロである弁護士ですよね。
とはいえ、弁護士って高額なイメージがあります。
私は弁護士を雇いましたが、
21,800円支払いで終了しました。
格安費用で慰謝料も300万取ることができ、
離婚することができました。
離婚を決めたらすぐさま弁護士を探しました
元夫とは離婚の合意は取れていませんでしたが、
私の中でもう離婚はゆるがなかったので
別居を始めたらすぐに弁護士を探して依頼しました。
なぜこんな見切り発車で依頼したのかというと、
弁護士から書面で慰謝料請求されるインパクトで
離婚に合意してくれるんじゃないかっていう期待もあったからです。
また、不倫相手の携帯番号は入手していたのですが
不倫相手とは直接話したくなかったので
間に誰か入れた方が無難だろうと考えました。
不倫相手はさすがだった
不倫するくらいの人間ですから、根性据わっていましたね。
弁護士事務所から電話を入れて要件を伝えたら
「慰謝料なんて払わない。裁判でもなんでも起こしてこいや」
というタンカをきってきたそうです。
そこから約1か月間。いくら電話をかけても出ない。
1か月間電話を無視です。
ほぼ毎日電話をかけてくれていた(と聞いてます)ので、
それを無視し続ける精神力もすごくないですか？
私なら耐えられなくなりそう。。。
勤務先がわかっていましたので
結局勤務先に連絡してやっと捕まえたらしいです。
弁護士事務所側も慎重にやるのはいいですが、
本当に時間かけまくってて全く進まない様子にやきもきしました。
しかし、このやり取りを代わりにしてもらっただけでも
弁護士に依頼した意味はあると思っています。
元夫もさすがだった
元夫もかなり強情でした。
弁護士経由で慰謝料請求をされたことに対抗してきて
元夫も弁護士を立ててきました。
そして、元夫の弁護士事務所から返ってきた返答は、
「離婚する気はない」の一点張りでした。
それより子供と会わせてくれないか？という面会要求をしてきたので
話がこじれてややこしくなっていました。
今思うとそれが向こうの弁護士の戦法だったのかな？
慰謝料請求しか担当しません？？？
元夫の弁護士から子供との面会要求が来たあたりから
雲行きが怪しくなってきました。
私は離婚に関するすべてのことを依頼していたつもりだったのですが
私が依頼していた弁護士事務所は
「慰謝料請求のこと」のみの依頼で、
ほかの案件については相談には乗ってもいいけど
当事務所としては動けませんと言われてしまったのです。
だから向こうの弁護士からきた面会要求のことは
依頼されてない範囲の話だからうちに言われても困るといった対応でした。
その当時の状況としては、離婚することに合意が取れていませんでしたから
そしたら慰謝料請求も進みません。
でも慰謝料請求に関することはすべてうちはやることやったので
あとは離婚することに合意できるよう頑張って！というスタンスでした。
その話を聞いてそれじゃ私としても困るから
慰謝料以外のこともやってほしいと頼んだこともあったんですけどね。
断られました。
そりゃないわ・・・と思ったんですが
よく確認しないで依頼した自分も悪いし、
もう依頼しちゃって動いてもらっているから仕方ないって当時は諦めてました。
相談には乗ってくれるみたいだし、
相談しつつ向こうの弁護士とひとりで戦おうって考えていたんです。
弁護士がボイコット？～まさかの展開～
元夫が依頼した弁護士はなぜこの人を選んだんだろう？と
敵ながら疑問を感じて仕方ないくらいの頼りない老人でした。
自宅から一番近いからという理由だけで選んだんじゃね？と思う・・・。
離婚に関する手続きの知識も
ネットで調べただけの素人の私より少ない時がありました。
そして何よりも連絡が遅い、来ない。
老人ゆえメールが苦手。
申し訳ないけど、こっちは素人で弁護士じゃないんで
素人丸出しでいこう、と開き直ってボコボコにしてやりました。
暴言とかじゃないですよ。
主張すべきところはして
連絡来なかったら徹底的に煽ってました。
そしたらもう笑ってしまうんですけど
弁護士から一切連絡が来なくなりました。
早く連絡してきてくださいと3日1回くらいのペースでメール入れていたのですが
何も連絡がこないまま1か月が経過しました。
一向にメールでの連絡が来なかったので、
しびれを切らしてこちらから電話をしたんですが、
電話をどこかに置いたのか、
遠くで話し声がする状態のまま放置されました。
ありえますか？これ弁護士のやることですよ？
信じられないですよね。
当然私はブチ切れました。
元夫に文句を言いました。
しばらくすると元夫から連絡が来て
「もう〇〇先生を挟んで話し合いは厳しい。
直接相談しませんか？」って言われたんです。
いい年してへそ曲げたのでしょうか。
代理人が代理役をしない連絡を無視し続ける。
こんな弁護士っているんですね。
この連絡が来た当時、
- 元夫からの慰謝料は「200万円支払います」
というところまで話が進んでいました。 - 不倫相手の方は「払わない」の一点張りから
「検討します」に変わった程度
弁護士への依頼を取り下げよう
元夫の弁護士が一切連絡をよこさなくなったこともあり、
私は離婚調停を考えていた時でした。
元夫の弁護士をこちらの土俵に引きずり出さないと
話が進まないと思ったからです。
そんな時に「直接話しませんか？」と元夫からの提案。
この時は返信するのに頭をひねりました。
離婚調停をするには弁護士が必要です。
正確には、弁護士なしでも調停することは可能なのですが
向こうに弁護士がついてる以上私の方にも必要だと考えました。
しかし
私が依頼している弁護士は「慰謝料だけ」しか請け負ってくれない弁護士です。
つまり、離婚調停をするためにはもうひとり弁護士を依頼するしかなかったのです。
弁護士をそんなに何人も依頼できるようなお金は当然ないので困りました。
そこで私は弁護士を解任することにしたんです。
離婚問題に関することすべてを請け負ってもらえる弁護士を
もう一度探しなおそうと考えました。
弁護士を解任する話をしたらむちゃくちゃもめた
その旨を弁護士事務所に伝えたら
むちゃくちゃもめましたね
もう200万は話ついてるじゃないですか！ってｗ
私が依頼した弁護士事務所は請求する側は後払い制で、
着手金ゼロ、慰謝料を取れなかったら
費用はかからないというのをウリにしていました。
私が解任すると話したタイミングは
元夫分の200万はほぼ決定していた段階でしたが、
まだ支払っては貰っていませんでした。
解任すると言ったら、慌てて
「じゃあ慰謝料以外のところも受けるから」
とか言い始めてきましたけどね。
今さら遅いわ！です。
向こうも突然の解任に悔しかったのでしょう、
200万円分の成功報酬はいただきますよ？と言われました。
そんなこと契約書に書いてないと主張し、
結果的に請求もされませんでしたけどね。
契約書にも書いてある通りの料金は支払いますからと
解任ということでよろしくお願いします、と伝えました。
向こうはブチキレてましたね。
それでも無事に解任することができました。
弁護士にかかった費用は21,800円通信費用のみでした。
元夫との直接交渉がうまくいった
弁護士が誰もついていない状態で、元夫と交渉すると
当然ですが弁護士費用がかかりません。
離婚に関することすべてを請け負ってもらう弁護士に依頼すると
着手金数十万円と
慰謝料や財産分与といったお金に成功報酬として
マージンを引かれます。
これがなんだかんだ言って
不動産もない預金だけの財産分与でも100万円以上取られるんですよね。
元夫から200万の慰謝料は確定しているわけですし
財産分与も8割がた決まっていました。
問題だったのは向こうの弁護士が連絡してこない件だけでした。
連絡が取れて、さらにお金が多く手元に残るなら
元夫と話しつけてもいいのかなって思うようになりました。
- 弁護士をつけて取れるお金
- 弁護士なしで取れるお金
この二つを天秤にかけて
弁護士なしで取れるお金が大きくなるように
元夫にお金を請求しました。
その代わりの元夫のメリットとしては
「不倫相手への慰謝料請求を取り下げる」ことです。
元夫は不倫相手に迷惑が掛かってしまうことを
やたら気にしていましたので
請求を取り下げるというメリットは
元夫にとってはとても大きかったはずです。
結果的に元夫は私の提案に乗ってきました。
慰謝料は300万円の満額
ただし、不倫相手への慰謝料請求は今後一切しないとも約束しました。
謝罪すらない態度に胸糞悪い気持ちは正直今でもバリバリにありますが、
もう相手にするだけ時間の無駄だと割り切っています。
元夫との直接交渉も話がまとまったので
結局私は弁護士を雇いなおすことはせずに終わりました。
これが私の場合の弁護士との付き合い方でした。
おそらく相当なレアケースです。
弁護士を解任するのも、
弁護士がボイコットしてくるのも前代未聞ですよね。
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