私は離婚すると決めた時に
全部で4人の弁護士さんとお話してきました。
相談してみて強く思いました。
[chat face=”avatar20180507094029.jpg” name=”りぃ” align=”left” border=”green” bg=”none”] 弁護士に相談する意味なかったなぁ[/chat]私が、実際に相談してみて感じたのですが
- 既に知ってることを長々と説明されている
- 型にはまったことしか言わない
- 親身になってくれるような誠意が全く伝わらない
離婚って孤独な闘いじゃないですか。
ひとりでも親身になってくれる存在が欲しいじゃないですか。
味方になってくれることを期待して相談に行くと
大きな期待外れとなります。
むしろ行くだけ無駄だなと強く思いました。
それよりなにより
離婚相談を弁護士に相談しない方がいい理由で
私は大事なことに気づいちゃったんです。
本記事では離婚相談を弁護士に相談しない方がいい理由をお話しし、
今あなたがやるべきことへと導くお話です。
離婚相談を弁護士にしない方がいい最大の理由(1つ目の理由)
離婚相談を弁護士にしない方がいい最大の理由は
「離婚の相談は弁護士へ」と言ってるのが弁護士だから。
試しに、「離婚 弁護士 相談」で検索してみてください。
トップページに並ぶのは全部弁護士事務所です。
本当かどうか確認してみる
⇒ 「離婚 弁護士 相談」の検索結果を見る
自分が弁護士なんだから弁護士に相談しようねって
言うのは当たり前じゃないですか?
だって相談に来る人は弁護士にとってはお客様なのですから。
例えるなら、タクシーの運転手からこんな感じで声かけられるようなものです。
[chat face=”businessman-d1-07.jpg” name=”タクシー運転手” align=”left” border=”green” bg=”none”]タクシー乗っていきませんか?
(お金は払ってもらいますけど)[/chat]
こんな風に声かけられてタクシー乗る人ってほとんどいませんよね。
離婚相談も同じです。
弁護士が弁護士に相談しなよ!って言ってるんです。
お金を取られるとわかっていながら
相談したいと思いますか?
離婚の相談は弁護士にはしない方がいいです。
無駄なお金を取られるだけです。
私の残念な弁護士相談体験談
離婚を決めた当時、何もわからない私は
全部で5か所の弁護士事務所と連絡を取り合い弁護士相談に行きました。
1人目:慰謝料の相談⇒依頼⇒解任
電話に出て、相談に乗ってくれたのは弁護士ではなく
弁護士事務所で働く事務員さんでした。
この方はとても親身に話を聞いてくれて
慰謝料も養育費も私の希望額を叶えるのはそんなに難しくないと言ってくれました。
その言葉を信じて依頼を決めたのですが、
フタを開けてみたら依頼されたのは慰謝料だけと言われてしまいました。
他の件も依頼しようとしたら断られてしまい、
結局信用ができなくなってしまい弁護士を解任することにしました。
その時の詳しい話
⇒弁護士を解任する方法。大事なのはたったひとつ
2人目:ネットで見つけた女性弁護士
[chat face=”avatar20180507094029.jpg” name=”りぃ” align=”left” border=”green” bg=”none”] やっぱ女性の気持ちがわかるのは女性だ! [/chat]離婚問題を専門にしている女性弁護士を探すことにしました。
[chat face=”businesswoman-d1-07.jpg” name=”女性弁護士” align=”right” border=”red” bg=”none”]
弁護士事務所に来てください、詳しい話を聞きましょう[/chat]
そう言われて弁護士事務所に行くと
法律書を何冊も抱えた女性弁護士がやってきました。
当時、養育費の額と財産分与で合意が取れずにいたので
その件を相談したのですが、
私が何か発言すると持参してきた法律書で調べてから回答されたんですよね。
確認してくれるのはとても助かるのですが、
離婚問題を専門にしている弁護士とは思えない感じが
してしまいました。
もうちょっと知識があってもいいような・・・。
回答してくれた内容もすべて型にはまっていて想像通りの答え。
そんな話ならネットに乗ってますけど!って言いたくなるようなことばかりでした。
3人目:ネットで見つけたついでの近所の弁護士
2人目と3人目は近所だったから、という理由なだけで
ついでに相談に行ったのですがこれがバカを見ました。
30分の無料相談だったのに
弁護士の巧みなトークにのせられて1時間延長Σ(・□・;)
気が付いたら90分話していて1万円払わされました。
(5,000円/分でした)
ホント自分がバカだった・・・。
相談内容は、養育費と財産分与の件だったのですが、
この弁護士から返ってきた答えは
開いた口が塞がらないとはこのことですね。
離婚したいから相談に来てるって言ってるのにこの回答はありえない。
4人目:電話で無料で相談に乗ってくれる弁護士
相談するだけでお金とる弁護士なんて悪だ!
3人目の弁護士で学んだ経験から電話口で相談できる弁護士を探しました。
ネットで検索してやっと見つけ、
電話をかけて相談したところとても感じのいい人でした。
すごく感じが良くて依頼してもいいなと思ったのですが、
料金がありえないくらい高くて断念。
弁護士に相談した経験談のまとめ
弁護士相談なんて意味ない。
もしくは無料相談で出てくる弁護士はそんな程度の質なのか。
私の気持ちわかってくれる弁護士なんてひとりもいないし
弁護士なんてお金ありきで型にはまって動く奴しかいない
[/chat]
弁護士に相談する意味って
「法律ではAという答えなんだけど
弁護士の先生の力でBにできませんか?」
っていう時だと思うんですよね。
ところが、私が相談した弁護士の答えは
4人全員が「Aにしかなりません」でした。
マジで意味ない。
弁護士不要!
これが私の見解です。
離婚相談を弁護士にしない方がいい理由
2つ目:まずは協議離婚の成立を目指すべきだから
協議離婚とは、夫婦間で話し合って合意をしてから離婚することを言います。
離婚の種類は3種類。これのどれかに必ず該当します。
- 協議離婚:離婚した夫婦の87%が該当します。私も協議離
- 調停離婚:離婚調停を起こして離婚すること。全体の10%
- 裁判離婚:離婚を求める裁判を起こして離婚すること。全体の3%
夫婦間で話し合って離婚届を出すわけですから
大事なのは夫婦間の合意です。
2人の条件さえ合っていれば
夫婦間で話し合うだけなので法的なことは考慮不要です。
だから
協議離婚で話窯とまとまるならば
法律のプロとしてお仕事をしてくれる弁護士は要らないんですよね。
離婚の相談するために弁護士に会って
法律的なことをあれこれ勉強するよりも
協議離婚を目指すことの方が得策ではありませんか?
話し合いがうまくいかなかったり、どうにも折り合いがつかず
調停に進むしかないのかなと思った時に弁護士は探せばいいのです。
協議離婚に向けての話し合い方
夫婦の合意の取り方は、それぞれあるとは思いますが
合意を取るときだけは法律の力を頼るのが個人的にはオススメです。
【民法第770条】
夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、
離婚の訴えを提起することができる。
- 配偶者に不貞行為があった時
- 配偶者から悪意の遺棄があったとき
- 配偶者の生死が3年以上明らかでないとき
- 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき
- その他婚姻を継続しがたい重大な事由があるとき
上記の5つの条件に該当すれば
調停や裁判を起こして離婚することが可能になります。
あなたの離婚理由を正当化できる武器となりますので
ぜひこの民法770条にこじつけてでも離婚理由を作ってほしいところです。
詳しい話はこちら
⇒離婚してくれない旦那を離婚に応じさせる2つの交渉テクニック
協議離婚に向けての話し合う場所や期間は?
子供がいるなら場所と時間を慎重に選ぶべきです。
また、夫婦それぞれの性格を考慮して熱くなりすぎない場所が
もしあるならば選択肢に入れてみましょう。
詳しい話はこちら
⇒離婚の話し合いに適した場所は?進め方は?どのくらいの期間で?
協議離婚で母親が親権を確実に取るには
母親有利と言われている親権ですが、
確実に親権を取りに行くためにも知識が必要です。
こちらの記事を読んで確実に親権をとるための条件を覚えておきましょう。
詳しい話はこちら
⇒母親が親権を確実に取るための4つのポイント
まとめ
- 離婚相談を弁護士にしない方がいい最大の理由は
「離婚相談は弁護士にしよう」って言っている本人が弁護士 - 離婚相談を弁護士にしない方がいい理由 2つ目:まずは協議離婚の成立を目指すべき
離婚後にはたくさんお金が必要です。
離婚後のことを考えると
離婚すること自体にはなるべくお金をかけないでおくのが理想的ですよね。
私のようにとにかく弁護士だろう!と思い込んでいると
1万円取られたり、知ってることをドヤ顔で語られたりと
時間を浪費します。
「弁護士に相談しよう!」と言ってるのは弁護士だ
ということをお忘れなく
弁護士に相談する前に夫婦間の話し合いが大事です。
まずは協議離婚をめざしましょうね。
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