性格の不一致が理由で離婚したいなと悩んでいる場合、離婚の決断を下すのはかなり時間がかかります。
なぜなら、性格の不一致を理由に離婚したい人の多くは離婚の決定打がないために長年我慢してしまっている人が多いのです。
思い返せば私自身もそうでした。
性格の不一致に悩む人は「私さえ我慢してればみんなが幸せ」という思考に陥り、しまいには我慢することに慣れてしまうんですよね。
気持ち的には今すぐ離婚したいけど
後悔したらどうしよう・・・
もうちょっと我慢するべきかしら
我慢に慣れてしまうと、ますます離婚の時期は伸びてしまいます。
だけど、離婚して後悔はしたくない。
本記事では性格の不一致で離婚を考えているあなたに離婚の決断を下すためのチェックポイントをお伝えします。
あてはまるようならいくら我慢してもあなたが不幸になるだけです。
我慢の先にあるものは何もありません。
性格の不一致で離婚を決断するための2つポイントとは?
結論から言います。
性格の不一致で離婚を決断するためのポイントは、
- お互いに性格の不一致があることをあなた自身が認められるかどうか
- 認めたうえで夫婦としてやっていこうとあなた自身が思えるかどうか
この2点です。
どういうことなのか今から詳しく解説していきますね。
あっ、性格の不一致って何?ってことをきちんと知りたい方はまずこちらの記事から読むことをおすすめします。
(1)性格の不一致をあなた自身が認められるかどうか
夫婦とは言え、もともとは赤の他人です。
- 生まれた場所が違う。
- 育った環境が違う。
- そして性別も違う!(これは当たり前だったw
性格がぴったり合うなんてあるわけないのです。
性格の不一致なんて当たり前。
性格の不一致で離婚できたら離婚率がとんでもないことになりますね。
性格の不一致だけでは裁判で離婚が認められないんだね~
性格の不一致を感じる原因はあなたが変わったから
性格の不一致(=意見の食い違い)を感じた時に「なんで直らないの?」と旦那さんを責めたことはありませんか?
これは旦那さんが変わったのではなくて、実はあなたが変わったことが原因です。
あなたの旦那さんに対する見方が変わって、旦那さんを受け入れられなくなってしまった状態。
あなた自身が変わったことに気づかずにを責めてしまっているのです。
分かりやすい例を挙げてみます。
例えば、あなたの旦那さんがデートで場所をどんどん決めてくれていたとします。
- 以前のあなたなら、
リードしてくれる!ステキ!
って思えていたはずなのに
- 旦那さんの見方が変わってしまったあなたは、
なんで勝手に決めちゃうの!自分勝手!!
と責めるようになってしまう。
一方、あなたの旦那さんがやってることは何も変わりません。
以前も今も「デートの行き先を決めている」という行動です。
あなたの受け取り方が変わっただけなのです。
よくケンカしたっけなぁ。。
性格が違う。考え方も違う。
私と旦那は「違うんだ」ということを認められるかどうかがポイントです。
どうしても認められない、というのであれば離婚を考えるべき。
(2)性格の不一致を認め、夫婦としてやっていこうとあなた自身が思えるかどうか
繰り返しますが、性格の不一致はすべての夫婦にあるものです。
性格の不一致が原因であなた自身の考え方や受け取り方が変わってしまいました。
あなたはあなたの受け取り方が変わったことを認め、旦那に歩み寄れるように自分を変えようと思えますか?
ポイントは相手を変えようとするのではなく、自分を変えようとするところです。
旦那さんを変えたいならまず自分が変わる。
旦那さんに対して思いやりのある行動を取ることで、旦那さんも穏やかになって気持ちを返してくれるようになります。
私と同じように考えるのでしたら離婚するべきです。
我慢ばかりの結婚生活になるだけですからね。
参考(1)性格の不一致を感じた時の心理状態
「性格の不一致」って具体的には夫婦のどちらかがこのような心理状態になった時のことを言います。
- 考え方の違いを受け入れられなくなった
- 相手に共感できなくなった
- 相手の意見に共感したくない
本来なら意見の食い違いがあったときは夫婦間で話し合ってお互いの考え方の違いを認め合って暮らしていくのが理想です。
だけど、考え方の違いって育ってきた環境の違いによるもののため、自分の考え方が当たり前だと思って生きてきていますよね。
違いを認め合うって案外けっこうハードル高い。
(私の場合、元旦那との1日の会話は5分以内でしたが!)
参考(2)性格の不一致の具体的事例
性格の不一致ってどんな時に感じるのかという一般例を挙げておきます。
- 結婚したら付き合っていた頃には知らなかった一面を知った
- 金遣いが荒いor借金があった
- 結婚は決めたけど、結婚準備の途中で疑問に思うことがあったけど
「直前に結婚取りやめ、なんてできないよな」と思ってそのまま結婚した - 子供に問題があれば育児方法を責められる
- 土日は自分の予定最優先。何もしようとしない
- 家事で忙しそうな妻に対して、感謝の気持ちゼロ
- 結婚後の友達付き合いについての感覚の違い
- 家に対する考え方の違い(家を買いたい、賃貸暮らしがいいなど)
- 性生活の不一致
性格的な話というよりも、夫婦間における考え方、捉え方、価値観の違いといった方がわかりやすいですね。
あなたにあてはまるものはありましたか?
性格の不一致で離婚を迷っているあなたへ贈る言葉
性格の不一致って案外奥が深いと思いませんか?
単純に気が合わなくなった、というだけではなくていろんな積み重ねが積もり積もった結果が「性格の不一致」と呼ばれるんですね。
性格の不一致って極限状態まで行くと話したくない、顔も見たくないってところまで追い込まれると思うんです。
受け入れることができないために我慢が積み重なってストレス負担もかなりあるはず。
そこまで耐えて結婚生活を続けるって意味あるんでしょうか。
私はないと思います。
私は最初にもいいました。
性格の不一致で悩む人は「私さえ我慢してればみんなが幸せ」という思考に陥りがちです。
これ間違ってますからね。
私も結婚していた時はなかなか気づきませんでした。
気づいても「自分が耐えればいいや」って思考からはそう簡単に抜け出すことはなかなかできなかったです。
我慢することにそれだけ慣れてしまっていました。
間違っていたことに気づいたからこそあなたに強く言いたい。
あなたが我慢して周りの人を幸せにしようという考えは間違っています。
あなた自身も幸せにならないといけないのです。
30代や40代で人生諦めちゃうのおかしいですよ。
ずうううっと我慢していくのなんて絶対無理です。
まだこれから先は長いもん。
私は離婚をしたら今までに感じたことのないような解放感がありました。
ずっと我慢して上から押しつぶされていたような感じだったのがなくなったからでしょう。
私は相当無理をしていたんですね。
でも、もう無理は止めました。
自分が幸せになるために。
どうかあなたも幸せになるための選択をしてください。
まとめ
性格の不一致で離婚を決断するポイントは2つ
- お互いに性格の不一致があることをあなた自身が認められるかどうか
- 認めたうえで夫婦としてやっていこうとあなた自身が思えるかどうか
性格の不一致とは相手を拒否した状態をいう
- 考え方の違いを受け入れられなくなった
- 相手に共感できなくなった
- 相手の意見に共感したくない
性格の不一致って奥が深くてビックリしました。