不倫の定義には2種類！違いをおさえて有利に離婚

私は旦那の不倫を見つけ、
旦那の不倫の証拠を作り上げることに成功しました。

そしてその証拠を武器に、慰謝料を勝ち取って離婚しました。

私がこれをできたのは
不倫とは何なのか？という定義をきっちりおさえていたからです。

不倫の定義を知っていたからこそ
あいまいだった証拠を
確たる証拠にまで引き上げることができたと思っています。

あなたも旦那の不倫が原因で離婚を考えているならば
まずは不倫の定義をしっかりおさえることが離婚のための第一歩です。

不倫の定義には2種類ある

不倫の定義には2種類あります。

1. 夫婦間で定義された不倫
2. 民法で定義された不倫

まずは「夫婦間で定義された不倫」から解説していきます。

夫婦間で定義された不倫

夫婦間のみでの決めごとなので定義はまちまちです。
結婚前の恋人同士でも似たような会話はありますよね。
どこまでがセーフ？みたいな

他にも挙げられるものとすれば

夫婦間の不倫の定義はされた側が許せるかどうかによりますので
一概に〇〇をしたら不倫！ということは言えません。

ちなみにちょっと前、不倫スキャンダルで
世間を大騒ぎさせたベッキーさんは
「気持ちが通った時点で不倫」だと言っていました。

このように人によって定義はさまざまです。

民法で定義された不倫(＝不貞行為)

配偶者がありながら、他の女性と肉体関係を持つことです。

民法上の単語でいうと不倫とは言わず、
「不貞行為(ふていこうい)」と表現されます。

配偶者に「不貞な行為」があったら離婚裁判ができるのです。

不貞行為はバレたら超ウルトラハイリスク

不貞行為は離婚だけじゃないんです。
慰謝料請求もされちゃうんですよね(民法709条)。

配偶者がありながら他の女性と肉体関係を持つ、というのは
離婚や慰謝料請求をされる可能性がある、とても大きなリスクがあるのです。

配偶者を傷つけるだけでなく、
経済的にも大打撃をくらうことは免れないでしょう。

遊びか本気かは関係ない

不倫をしても「あれは遊びだったんだ！」って
言い訳してくる男性もいますよね。

あくまでイメージですが
「浮気」は遊びっぽいし、「不倫」は本気の恋愛のような感じがします。

ですが遊びでも本気でも当事者の気持ちの度合いは
民法で定められた不倫の定義には関係ありません。

民法上での不倫の定義は肉体関係の有無だけで
定められているからです。

ですから

1. 遊びで他の女性と肉体関係を結んだ
2. 本気で好きになって他の女性と肉体関係を結んだ

どちらも不貞行為に該当します。

ネット不倫は不貞行為か？

SNSやオンラインゲームで今増えつつあるネット不倫。

バーチャルな世界でやりとりしているだけなので
肉体関係はないと言えます。

だからこれも不貞行為には該当しないでしょう。

電話HやチャットHも同様です。

オンラインの世界から飛び越えて
実際に会って肉体関係を持てば不貞行為になります。

オンラインのみの関係ならば不貞行為とは言えません。

【参考】不倫と浮気との違いはなにか？

不倫と似たような言葉で浮気があります。
どちらも大切な人の存在を裏切る行為です。

でもなんか不倫の方がいやらしい響きがありますよね。
(私の勝手なイメージですけど)

一方、浮気は不倫よりももうちょっと軽いイメージがあります。

不倫も浮気も内容はまったく同じではありますが
男女のどちらか一方でも既婚者であった場合は「不倫」となります。

民法で定義された不倫(＝不貞行為)による離婚ならば証拠が絶対必要

もしあなたが不倫を理由に離婚をするならば
旦那さんが不貞行為をしたことを裏付ける証拠が絶対必要です。

「不倫された」で調停や裁判まで発展させることもできますので
調停員や裁判官に見せても分かるようなものですね。

つまり「当事者以外の第三者から見ても分かるようなもの」になります。

具体的に言うと下記のようなものです。

1. 行為真っ最中の写真(見たくないけどｗｗ
2. ラブホテルに2人で入った写真。長時間出てこなかったことが分かる写真
   　(ラブホテル＝セックスをする目的で入る場所だから)
3. 相手の自宅で一夜を過ごしたことがわかる写真やメール
4. 旅行などへ同行し、同室で宿泊したという写真やメール

上記のような行為をしたことが
当事者以外の第三者から見ても分かるものが不倫の証拠となります。

不倫の証拠がないなら作っちゃえばいい

現場を押さえた写真を撮るって
聞いただけでも難しそうじゃないですか？

張り込みしてないといけないでしょうし、
自力では無理だと容易に想像がつきます。

不貞行為の証拠を掴むことは
かなり難しいことだというのがおわかりになったはずです。

ではあなたができることは何か。

あなたが旦那の浮気を確かめる方法とすれば
旦那のメールやLINEをこっそりと見るところから始めると思います。

私もそうでした。

私も旦那のFacdbookから不倫の事実を見つけた時、
不貞行為の証拠が取れずにいました。

めちゃくちゃ探したんですけどね。
いくら探しても証拠として使えそうなものはなかったんです。

だから私は探すのを諦め、
証拠がないなら作れ！という発想に切り替えることにしました。

不貞関係の証拠を作るための2つのステップ

1. 証拠づくりのための証拠を用意する
2. 用意した証拠を武器に旦那に自白させる

【ステップ1】証拠づくりのための証拠を用意する

まずは不貞の証拠を作るための証拠を用意します。

これはあなたの感覚でOK。
「肉体関係あるだろこれ！」って思えるようなものを
ピックアップしていきます。

「気持ちよかったね」とか「激しかったね」といった感想のやりとり

やりとりからすると
セックスをした話であろうと考えられる場合があります。

証拠としてはこれだけだと弱いのです。
理由は表現があいまいだから。

「誰と何をして気持ちよかった」のか「何が激しかったのか」
が書かれていないのです。

とはいえこれは会話の一部なので
そこまではっきりやりとりがなくても成り立つものですもんね。

ちなみに
「昨日のエッチは気持ちよかったね」ならアウトになる可能性大です。
セックスをしたことが明確にわかる文章ですからね。
(電話Hだよと言い逃れられる可能性もまだ残っていますが)

ホテルの宿泊予約メール

出張と偽って不倫相手と宿泊している可能性もあります。
予約メールは本当にひとりで泊まったのかを確認する必要があるでしょう。

予定表

あとで「言った」「言ってない」で揉めることのないように
行動ログは保管しておきましょう。

【ステップ2】旦那に自白させて証拠を作る

証拠作りのための証拠を揃えたら、
旦那にそれが事実かどうなのかを確認します。

会話は証拠として残すために録音しておきます。
旦那が事実だと認めたら録音していた音声データが証拠になります。
録音し忘れた・・！ってことのないように準備には念を入れましょう。

ボイスレコーダーはスマホのアプリであります。
ですが、旦那に勝手に削除されてしまう可能性も考えて
私はボイスレコーダーも準備して、2重で録音していました。

証拠づくりのための超注意点

• 誰と何をしたのかを旦那の口から言わせる
• 脅迫して無理やり言わせるようなことはしない

誰と何をしたのかを旦那の口から言わせる

ここで欲しいのは第三者でもわかるような証拠です。
あいまいな表現で旦那に白状させても意味がありません。

誰と何をしたのかをはっきり言わせるように会話を誘導していきます。

脅迫して無理やり言わせるようなことはしない

当時依頼していた弁護士事務所の方から教わったのですが、
旦那に不倫を認めさせる際に
脅迫して無理やり言わせた感があるようだと
証拠として弱くなる可能性があると聞きました。

なのでこの時の話し合いは
怒りをぐっとこらえて極めて冷静に話す必要があるでしょう。

[参考]私はこうやって証拠を作りました

旦那のFacebookを見て
毎日やり取りしている女性を見つけました。

その中のやりとりで「今日のHは俺はどんなことをしていた？」
と聞いているところがあったんですね。

これは不貞行為を裏付ける証拠になるだろうなと確信して
写真に撮っておきました。

あとは2人で宿泊するホテルを相談してその流れのまま予約を取っていた
チャットのログとそしてその時のホテル予約確認メール

その日は出張と称していた予定表
これらは証拠としては全部弱いんですけどね。

相談していただけだとか、予約は取ったけど
実際は泊まっていないとなんぼでも言い逃れできますから

言い逃れのできないように
段階を踏んで確認していったのが良かったです。

言い訳の逃げ道を潰せたのだと思います。

まとめ

• 不倫の定義には2種類ある
  「夫婦間で定義された不倫」と「民法で定義された不倫」
• 民法で定義された不倫は不貞行為と呼び、肉体関係の有無だけで判断される
• 不貞行為は慰謝料請求が可能で離婚条件ともなっているため、非常に責任が重い
• 不貞行為を見つけたら「不貞関係の証拠」を取ろう
  見つからなければ作っちゃえ！

私の経験があなたの参考になれば幸いですm(__)m

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