不倫～別居～離婚までの半年間つらかったこと嬉しかったこと

私は元旦那の不倫発覚～別居～離婚までは半年間かかりました。

半年間と言葉にするとなんだかすごく短く感じるんですけど、
当の本人としてはとても苦しい半年間でした。

半年間に激しい感情の起伏がありました。

思い出話程度にお聞きいただければ幸いです。

不倫発覚～別居～引っ越し(4か月間)

半年間のうち前半4か月は、一言でいうと「闇」です。
ドロドロした気持ちとビクビクした気持ち
いろんな負の感情が駆け巡る4か月間でした。

嘘つきは罪人

元旦那の不倫を知ったのは
私が浮気を疑われ、スマホを盗み見られたことの仕返しで
元旦那のPCを開いたことがきっかけでした。

元旦那に愛情はまったくなかったので、
不倫を知っても怒りは特にありませんでした。

怒りを持つようになったきっかけは、
嘘に嘘を上乗せしてくるような
発言しかしてこなくなったから。

もしかしたら元旦那の話は真実もあったのかもしれませんが、
もう私の目に写る元旦那の姿はただの罪人でした。

そして、謝罪する気はまったくないという態度の不倫相手の女に激しい怒りの感情を持っていました。
とにかく怒りと憎しみしかありませんでした。

そればかり考えていました。

別居して得た自由

話し合っても離婚には応じてくれないからイライラしてしまうだけ、
気持ちを早く落ち着かせたいのに毎日顔を合わせていると落ち着かせる暇すらない

ということで別居を始めました。

この時の気持ちは、離婚の合意は後回しでもいいから、
1日でも早く顔を見なくて済むようになりたいという一心で別居を急ぎました。

夜逃げするかのように
元旦那には子供が寝ている間に出ていってもらいました。

出ていく時には鍵は置いていくよう言いました。

元旦那が家を出て玄関の扉が閉まった時
心の底からホッとしたことを今でも覚えています。
もう二度と家に入れたくないと本気で思いました。

今まで感じたことのない幸せ

元旦那のいない、私と子供だけの生活はとにかく楽しかったです。
元旦那がいないだけでこんなに違うものかと
私はいかにひどく結婚生活に押しつぶされていたのかと思い知りました。

憂鬱でたまらなかった土日が楽しみになりました。
3連休ともなれば、子供とどこに出かけよう？なんて考えるようになったり。

「もう二度と一緒に暮らすことはありえない」と確信もしました。

というわけで、離婚の合意もまだだったのですが、
離婚以外はありえないと勝手に決めつけ
離婚後の生活に向けて準備を始めました。

1部屋を物置にして旦那のものはすべてそこに押し込みました。
押し込むのもめんどくさいときは勝手に捨てました。

元旦那のものが家の中にないというだけで気分良かったです。

別居して得た恐怖

私と子供は自宅、旦那は実家という形での別居でしたので
旦那が突然自宅に押しかけて来るんじゃないか、とかなりビクビクしていました。

鍵は持ってないから入ってこれないはず、と分かっていても
ピンポンが鳴ったらいちいちビクッとしていました。

また、旦那は私の浮気を疑っていましたので
別居後に私に探偵でもつけて監視しているんじゃないかと
周りを異様にキョロキョロしていました。

近所のスーパーに行くのもビクビクしながらいったり、
あの人なんかさっきからずっと一緒だなと思ったら距離取ったり。

車で出かけても、なんか後ろの車がずっとついてくると思ったら
用もないのにコンビニ寄ったり。

LINEを盗み見されたことがトラウマで
LINE自体恐ろしいアプリかもしれない、と
しばらく誰ともLINEで連絡取ってませんでした。

異常でしたね

引っ越し～離婚成立(2か月間)

今まで暮らしていた自宅から
1キロほど離れたところに引っ越しただけですが、

住まいが変わったことで
私の恐々としていた気持ちはコロッと解消されました。

引っ越ししたことでかなりの気分転換になったのかもしれません。
生活をもっと楽しもうって思えるようになりました。

外出する時も周りが気にならなくなってきました。
もちろん探偵がついていないかとキョロキョロすることもありません。

そもそも別に探偵についてこられたところで悪いことはしてなかったんだ！
尾行されても困ることはないということにようやく気づきました。

そして同時に、
楽しく過ごすのもどんよりすごすのも
自分の気持ち次第なんだと痛感しました。

そこからですね。

離婚後の生き方せっかくなんだから楽しみたい、
やりたいことをやりたい、悔いのない人生にしたい

そう思うようになりました。

旦那から「元」旦那に呼び名も変わり、
元旦那の反対で止めていたことを離婚を機に再開しました。

やっぱり楽しい。

ゲームの中での人間関係にすがっていたところが
あったんですけど、リアルの生活頑張らなくちゃ！と思ったら、
ゲームもどうでもよくなってきました。

私は結婚生活を続けていくうちに
いろんなことに押しつぶされて自分で自分を諦めてしまっていたことに気づきました。

離婚が決まって、自分自身を再び見つめられるようになって
今まで諦めてた自分の人生を拾い上げることができたんです。
自分の生き方をどうするかを前向きに考えることができるようになりました。

人を憎み、人に怯え、逃げ隠れるように生活していたのが
あっという間にここまで変わることができました。

これから先まだいろんなことがあるはずではあるけれど、
私は離婚という選択は間違っていなかったんだと思っています。

離婚をしたいと考えているあなたへ

離婚をすると腹をくくってからの半年間、
いろんな感情が自分を駆け巡りましたが、
離婚するの止めようかなと頭をよぎったことは一度もありませんでした。

シングルマザーの友達がひとりもいないので
離婚の話なんて実際したことがないからわかりませんが
女性って離婚をいったん決意したら揺るがないものなのかな、と思います。

ですから、あなたがまだ離婚を迷っているうちは
まだ取り返しがつくのではないでしょうか。

離婚する、と腹をくくったらお金がないだの
子供がかわいそうだの後ろ向きなことは口にしません。

離婚するのは自分の責任。
片親だって超幸せにしてやるさ。
子供のためならなんだってやれる。

お金がないなら稼げる人間になってみせる。

私はそう思って離婚しました。

そして今は家で子供と過ごすひとときが
たまらなく幸せです。

元旦那から連絡が来ると、結婚していた時の負の感情がひょっこり出てきて
嫌な自分に戻ってしまう時がまだまだあるけれど

それでもやっぱり
私に親権を譲ってくれて離婚することに合意してくれたことに
私は元旦那に感謝をすべきなのかもしれない、と思っています。

いやあ人間、感情の変化って激しいものですね。
半年前の自分に教えてやりたいｗ

やっぱり私は離婚をして本当に良かった。
そう思ってますし、そう思い続けることができるようシングルマザーとして頑張って行こうと思います。