本記事は、結婚から離婚するまでの私の物語です。
第2話目
無意味すぎる家庭
夫はマラソンが趣味でした。
暇さえあれば走りに行くといって出かけてしまいました。
放っておくと地方のマラソン大会に出ようとするので
「家庭を顧みなさすぎ。自由すぎませんか?」と忠告して
その件でよく口論になりました。
それでも夫は出張だと嘘をついてマラソン大会に参加していました。
嘘だとわかっていたけど、黙って見過ごしていました。
嘘ついてまでマラソン大会に行きたいってことですもんね。
もう諦めの域でした。
ずっと話中の携帯
マラソン大会ではなく、近所を走りに行くという時でもなかなか帰ってこないから
電話したことも何度もあります。
そういう時は決まって通話中なんです。誰かと話しているんです。
1時間以上話中だったことも普通に何度もありました。
何時に帰ってくるのかもわからない。
ずっと話中だから連絡も取れない。
子供と二人で待つしかない。
「なんで走りに行くっていうのに何時間もしゃべってるの?」
問い詰めたこともあります。
決まって逆ギレでしたけどね。
「友達からかかってきちゃったんだからしかたないだろ!」と。
嘘ついてまでもマラソンしたいのか
私が家事をしてなくて
子供が一人遊びを始めたら
決まって夫は走りに行くといって外出します。
もう頭の中がマラソンのことでいっぱいだったのでしょう。
言い合うのも嫌だったので好きにさせていました。
地方のマラソン大会は年に2回まで、という制限以外
夫には好きにさせていました。
結果的には出張と嘘をついてマラソン大会には参加しまくっていたので
年に2回どころじゃなかったんですけどね。
夫婦間のルールは2回ということにしていました。
夫は土日休みだったのですが
マラソンの予定はどちらか1日に入っていました。
土日両方空いていることはほぼありません。
空いていたとしても隙を見つければ走りに行ってました。
たまに家にいるなあと思えば寝てるだけでしたからね。
「亭主元気で留守がいい」って聞くし外で自由に遊んできてもらって
給料入れてくれるならまあこれでもいいかって思っていました。
死んでも嫌だった二世帯住宅
夫の家族と同居することだけは死んでも嫌でした。
夫は将来的にそれを考えていたのは知っていました。
全部聞き流してきましたし、
夫の父親もそれとなく夫をせっついていたのも見てきました。
(将来的に)離婚するのに夢見ちゃってかわいそうな人だなと思っていました。
二世帯住宅を建てたいとか言っていたのを聞いたことがありました。
「バカじゃないの???」って聞いたとき思いましたけどね。
夫の両親は自分の娘を敷地内同居させています。
面倒見てくれる人はそばにおいておきながら、
自分の息子と一緒に暮らそうと思ってる。
どんだけ頭沸いてるんだ。
夫の両親と二世帯だけでなくおまけに義姉と敷地内同居までついてくる。
そんなの受け入れる他人がいたら見てみたいわって思います。
そんな話が出た時点で猛反対する気でいましたし、
これが原因で離婚でも構わないと心に決めていました。
(結局は別の原因で離婚できましたが)