離婚したいと言ってすぐに了承してくれる旦那はおそらくこの世に一人もいないでしょう。
なかなか合意がもらえくて離婚話を進めることができず、苦労している方も多いのではないでしょうか。
旦那が全然離婚に応じてくれずかなり苦しい2か月間でした。
離婚の情報を調べても今ネット上にある情報は法律的な離婚の話はたくさんころがっています。
離婚してくれないなら調停しましょうとか書かれています。
ところが、この記事にたどり着いたあなたはまだ調停だの裁判だの考えてる人は少ないのではないでしょうか。
そんなあなたに向けた夫婦の会話レベルで離婚に応じさせるための会話術の話です。
旦那を離婚に応じさせるための交渉術ってほとんどネットにはありませんからね。
あなたの離婚の参考になれば幸いですm(__)m
離婚してくれない旦那とは話し合いで解決しない
最初から不毛なことを言いますが、あなたが離婚するという意思が固ければ固いほど旦那との話し合いが無意味なものになるでしょう。
話し合いで解決するのなら離婚する決意なんて固めていませんからね。
離婚の理由なんてあってないようなものです。
そもそも、最初は「好き」という感情で結婚したはずです。
だから「離婚したい」「離婚したくない」も立派な感情なんですよね。
無理なものは無理!
あなたはきっともうこのやり取りはさんざんやってきているはずです。
はっきり言ってこの会話、時間の無駄ですよね。
なぜならあなたの気持ちはもう「離婚する」で固まっているからです。
ところが旦那さんの気持ちは「離婚したくない」で固まっています。
お互いの気持ちが平行線なのです。
どこか妥協点を見つけ、会話の落としどころがあるかというと残念ながらこの会話の妥協点はありません。
この会話の結論は、「離婚する」か「離婚しない」かの2つ。
つまり「どちらかが折れる」しか選択肢はありません。
あなたが折れるわけにもいかないですし、本当に辛いと思います(´;Д;`)[
あなたが離婚するためには、旦那に「離婚する」を無理やりにでも応じさせる必要があります。
交渉テクニック(1)法律を掲げて理論的な説明をする
旦那さんを納得させるためには、あなたが離婚したい理由をしっかりと説明できるようにしておく必要があります。
納得させるための離婚理由は民法770条にこじつけるようにしておくことをおすすめします。
なぜなら男の人は理屈に弱い人が多いですから、法律にのっとった主張であることが伝わると納得するはずです。
理解してほしい時は、きっちり理由を説明できるようにしておきましょう。
- 配偶者に不貞行為があった時
- 配偶者から悪意の遺棄があったとき
- 配偶者の生死が3年以上明らかでないとき
- 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき
- その他婚姻を継続しがたい重大な事由があるとき
5つの項目は民法にのっとった離婚原因となっていますのでこれに沿った主張をするのが正当に聞こえますから納得してもらえる可能性もグッと上がります。
もし、あなたが離婚したい理由が明確ではなかったとしても、無理矢理にでも「その他婚姻を継続しがたい重大な事由があるとき」にしましょう。
あなたが離婚したい理由が法律的な理由にのっとった話であるということをアピールすることが大事です。
(だって法律のプロじゃないもんw)
どうして民法にこじつける必要があるかというと話し合いで合意が取れないなら、調停・裁判も辞さないという覚悟を示すためです。
この会話術であなたの離婚したいという理由が正当なものであることが伝わるはずです。
交渉テクニック(2)ドア・イン・ザ・フェイス作戦を使う
離婚したいと言ってもすぐ了承されないのはあなたも話す前から分かっているはずです。
なのでドア・イン・ザ・フェイス作戦でまずは別居を狙ってみましょう。
要求水準の落差を利用した交渉術。譲歩的要請法ともよばれる。
依頼や交渉の際、最初に難度の高い要求を出して相手に一旦拒否させておき、それから徐々に要求水準を下げていく話法のことで、先立つ要求を目くらましにして、最終的に、こちらの最も望ましい要求を承諾するよう相手を導く。
「コトバンク」より引用
離婚という大きな要求を提示しておき、裏の狙いである「別居」という要求を通します。
別居すること自体も大きな変化ですが、最初に離婚という大きなものを提示したから別居が比較的軽く見えてくるわけです。
その結果、別居に関しては即答でOKだったんですよ。
離婚になかなか応じてもらえない時には別居を提案するのは大アリです。
別居で悲観することなかれ
なんて思っているかもしれませんが、別居できたのでしたらもうこっちのもんです。
離婚までは時間の問題ですよ!
なぜならこんなデータがあります。
別居することは離婚への第一歩なのです。
私自身も冷却期間を置こうという名目で別居をスタートさせましたがその半年後に離婚できました。
データ通りの結果になったことからもやはり別居は離婚への第一歩と言えますね。
別居中は婚姻費用を請求できる
あなたが専業主婦なら別居して生活費がなくて困ってしまうでしょう。
別居中は婚姻費用が請求できます。
別居を始める時に生活費はどうするのか話し合っておくのが基本です。
私も話し合って決めました。
また、母親であるならば90%の確率でほぼ親権は取れますが、「別居の際は子供と絶対離れない」が条件でもあります。
別居はデメリットもある
離婚へのカウントダウンができる別居ですが、当然デメリットもあります。
生活費がかさむ
二重生活になりますので、生活費が倍増します。
離婚に向けての準備金を用意しておく必要があります。
あなた自身も専業主婦のままではいられなくなるはずですので別居を始めたらすぐに仕事を探しましょう。
離婚への話し合いが進まない
離れて暮らすことで離婚してくれない旦那との話し合いができなくなります。
離婚に向けての話し合いをするペースは格段に落ちると思って間違いありません。
ペースは落ちますが、作戦を練る時間は十分にあります。
どうやったら離婚に応じさせるかをしっかり作戦を練っておきましょう。
離婚話で精神的にまいってしまった私は別居後2か月間、旦那との連絡を絶っていました。(着信拒否していました)
2か月というのも特に理由はなく、ちょうど年末でしたので「離婚話がハンパなまま年を越すのもねー」って感じで別居して2か月後に直接会って離婚に応じてもらいました。
別居してから離婚した今も含め旦那と会ったのはこれっきりです。
まとめ
離婚してくれない旦那を説得させるには
- 残念ながら話し合いは無意味
- 民法770条にこじつける
- ドア・イン・ザ・フェイス作戦を使って別居を狙う
- 別居で悲観することなかれ
- 別居中は婚姻費用を請求できる
- 別居するなら子供と絶対離れちゃだめ!
離婚は長期戦です。私は半年間とおそらくですが比較的短い期間で離婚できた方であるとは思いますが、
それでもめっちゃ苦労しました。すごく苦しかったです。
これが何年も続くの・・・?と想像するだけでゲンナリ。
だからこそまずは別居、というのは本当にオススメです。
相手の顔を見ずに過ごせるだけでも精神的疲労はかなり変わってきますし、ストレスも軽減されるはずです。
離婚をすすめるにあたってとても大事なのはあなたの「なんとしてでも離婚したいんだ」という決意です。
ストレスは少しでも取り除きスムーズに事が進められるように準備を整えておきたいですね!
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