この記事は単なる思い出話です。
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⇒なぜ私はこんなに旦那が嫌いなのか
アラフォー男が一人暮らしデビューして浮かれやがった
私の元旦那(夫)が浮気をしたのは5年前でした。
5年前に会社の異動で関西勤務になったのです。いわゆる単身赴任。
異動になったから一緒に行こうって言われましたが、断りました。
子供が小学校に上がったばかりでバタついている、というのを表向きの理由にしましたが
本当の理由はキライな旦那のために知らぬ土地へ引っ越すなんて絶対嫌だと思ったからでした。
もう旦那が浮気をする前から、私の中ではすでに旦那に対する気持ちはさっぱりなかったんですよね。
むちゃくちゃもめて、「単身赴任行きたくないから転職する」とまで旦那は言い出しました。
しかし、現実はそんなうまいこと転職先は見つからず単身赴任をすることに。
旦那は結婚するまで実家暮らしをしていたのでひとり暮らしの経験はゼロでした。
そんな旦那が、単身赴任を機に一人暮らしを始めることになったのです。
もう危険なにおいがプンプンしますよね。
そして1年後、浮気して帰ってきたわけです。
すぐには浮気に気づくことはできませんでしたが、単身赴任から戻ってきた元旦那は別人でした。
家庭をすっかり忘れちゃってましたね。
別居生活は夢のように幸せな時間でした
単身赴任中は月に2回、自宅に帰ってきました。
旦那のいない日々が楽しすぎて幸せすぎて月に2回帰ってくる日がすごく憂鬱でした。
私はこの時すでに独り身の気楽さを覚えてしまったのかもしれませんね。
子供と2人で暮らしていた日々は大変だったけどとても充実していました。
再び始まった元旦那との同居生活は地獄だった
旦那も旦那で単身赴任を終えても浮気相手と離れてしまって寂しさがあるのか週末はほぼ遊びまわっていました。
せっかく単身赴任を終えて家に帰ってきたというのに子供の相手もせず遊び歩いている旦那に何度か忠告はしたことあります。
何回言っても聞かないので旦那のお母さんにも言ったことあります。
それでもたいした効果はありませんでした。
次第にもう私も諦めてきて忠告することはしなくなりました。
忠告しないことをいいことに旦那はどんどん遊びの予定を入れ土日はほぼいない状態が続きました。
いてもめんどくさい存在ですしいなくて構わない、どんどん外行ってくれと本気で思っていたのでそれでいいと思っていました。
その代わり、私も好きなようにやらせてもらうよ。
お互い協力なんてない、お互いがやりたいようにやるだけ。
これが暗黙の了解でした。
子供の面倒は私が全部みてましたが、それを不満に思ったこともなく当然自分がやることと思っていました。
家事や育児が終わったら自分の時間を過ごしていました。
ただただ、同居が苦痛でした。
たった1年でも離れて自分の好きなように暮らしてくると
そう簡単に元通り、というわけにはいかないのだなと痛感しました。
それが好きな相手ならともかく好きでもない相手ならなおさらですね。
旦那の事故死を願う日々
旦那のことはもうずいぶん前から好きではなかった。
ただ、離婚するのはめんどくさかったから一緒にいました。
好きではない人と一緒に暮らすのは本当に苦痛です。
一緒に暮らすのが苦痛すぎて一緒に暮らさなくて済むにはどうしたらいいか、ということばかり考えていました。
ついには事故死を望む思考が出てきていました。
マラソン大会に出場するために全国飛び回っていました。
- マラソン大会で事故ないのかな
- 移動中の飛行機落ちないかな
- 新幹線でテロ起きないかな
我ながら思考が危ないww
でも本当に願っていました。この世から消えてくれればいいのに。
自由すぎる旦那の遊び方
妻子持ちとはおもえない、自由すぎる遊び方をしていました。
私に事前に確認もなく泊りがけで遊びに行く予定をどんどん入れていくのです。
せめて年に2回までにしてください、と約束してもらい守ってくれていると思っていました。
ところが出張と嘘をついて遊びに行くようになりました。
浮気が発覚するギリギリまで本当に出張だと思っていました。
出張ではなく浮気してたんだ。
浮気相手はマラソンを通じて知り合った人で、マラソン大会に出るためにホテルに2人で前泊していたようです。
旦那の浮気を知った瞬間、私はサレ妻になりました
旦那の浮気を知った時は裏切られて悲しいという気持ちはまったくありませんでした。
むしろ安堵感を持ちました。
やっとこれで離婚できるって。
だから私にとって旦那の浮気は許する許さない、とかではなかったんです。
もう旦那が不倫していたことなんてどうでもよかったです。
許せなかったことはただひとつ。
自分が浮気しておきながら人の携帯勝手に見て浮気を疑った行為だけ。
これはいまだに思い出すと腹が立ちますw
- 私にもやっと離婚のチャンスが来た
- ずっと待ってた
- やっときた
そんな感じでした。
なぜ私はこんなに旦那が嫌いなのか
私なんでそんなに旦那が嫌いなんだろう。
自分でもわかりません。
逆に仲のいいご夫婦を見ていつも不思議に思っていました。
なんで旦那のことそんなに好きでいられるんだろうって
離婚することになってやっとわかりました。
これだけ旦那が嫌いだから離婚することになった。
やっぱりこの結婚は続けるべき結婚じゃなかった。
旦那が浮気をしていなかったら。
旦那が単身赴任をしていなかったら。
旦那の単身赴任に一緒についていっていたら。
離婚することなく今もまだ夫婦としてやっていたでしょう。
でもそれは私にとっては幸せではない。
だって何年も心がモヤモヤしていたもの。
私の将来お先真っ暗だって悲観していたもの。
だから私は旦那にある意味感謝しているんです。
私のスマホ勝手に見てくれてありがとう。
浮気してくれてありがとう。
私の有利なように離婚するきっかけを作ってくれてありがとう。
私の人生、まだこれからだ!って思えるようになったのは離婚できたから言えることです。
私に対する旦那の気持ち
「私が浮気しているかもしれない」
そう疑って旦那は私のスマホを勝手に見たんだと思います。
ということは、私に気持ちがまだあったのでしょうか。
しかし、離婚するとなった時、「私のことが好きだから別れたくない」とは一度も旦那の口からは聞きませんでした。
私と同じで、旦那も私に対する愛情はもう消えていたのかな。
「子供と離れたくないから離婚したくない」というのはさんざん聞きましたが、私に対する気持ちについては一切言葉はありませんでした。
そういう感情を揺さぶってくる言葉がひとつもなかったので血も涙もない冷静な口調で離婚を主張できたんですけどね。
自分の気持ちを表現することが苦手な人だったのかな。
わかんない。
こんなことを言い始めたきっかけは1冊の本だった
別居して半年
離婚届を出したのは今月
まだまだシングルマザーとしては新米です。
これから子供が反抗期になり思春期になりわけのわからない苦労がきっと待ってます。
男親でないとわからないことがきっとあるでしょう。
困った時は元旦那に頼ってもいいんじゃないかなそんな風に思いました。
我ながらありえない。
もう二度と会いたくないと思ってた私がこんな風な考えが浮かぶなんて。
旦那に頼るくらいなら死んだ方がましだと思ってたのに。
こんな風なことを考えるきっかけを一冊の本が私にくれました。
離婚のブログを書くようになって離婚前以上に離婚の勉強をしているんですが、この本だけ異彩を放っていました。
離婚前にこの本に出会っていたかった。
そうしたら元旦那ともう少しまともに離婚の交渉ができたかもしれなかった。
そう後悔させるほどの本でした。
渦中の時の私は「浮気された!」っていう被害者意識が強すぎて「私は被害者なんだからこっちの要求飲んでよ!」っていう態度でした。
でもそれは間違っていました。
この本を読んで私は自分が間違っていたことに気づきました。
浮気されたなら離婚は避けられないでしょう。
それは今も考えは変わりません。
ただ、相手に感謝する気持ちなんて1ミリもなかったけれど感謝の気持ちがほんのちょびっとでもわいてきた。
それはこの本のおかげです。
浮気されて離婚を今まさに考え中のあなたなら
この本で言ってることがなおさら染みることでしょう。
だって離婚届出し終えた私でさえグッときちゃったんだもんね!
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